ゴルフをしていて「シャンク病」と聞いたことがあると思います。
私はシャンクには無縁の状態で長年ゴルフを楽しんできましたが、
昨年「シャンク病」にかかってしまい、ゴルフを辞めようかと思うくらい面白くない日々が続いていました。
しかし、あるきっかけでシャンクを治せました。
なぜシャンクが起きるのか?
極論、シャンクを打てるようになればシャンクは克服できます。
ここでは、僕が克服できた理由をお伝えしたいと思います。
※僕はプロではないので、それは違うと思うところもあると思いますが、
一回試してみてもらえれば嬉しいです。
シャンクとは
アイアンでスイングした際、クラブのヒール側へ当たり、右方向へ飛んでいく形です。
私のスイング動画を見て下さい。
ナイス10ヤードショット!!笑
いえ、違います。
これがシャンクです。
よく、クラブの音が「ペチッ」と鳴って、大きく右へ飛んだり、右へ大きく曲がります。
ライナーで大きく右に飛んでいくので、50ヤードくらいのアプローチでも平気でOBになったりします。
これがコースに出ても頻繁に出るようになり、私がキャディバッグに入れている全てのアイアン(5I〜PW,56°,60°)でこのようなショットがランダムで発生していました。
こうなれば「シャンク病」となり、打ちっぱなしやコースでアイアンを打ちたく無くなります。
シャンク病になったらどうなるのか?
シャンク病になったらどんなことが起こるのか?
僕自信が起こった例を挙げます。
◆1打目ドライバーでフェアウェイ、2打目アイアンシャンクでOB &池
◆100ヤード以内のアプローチで、シャンク地獄になり4打目でグリーンON
◆バンカーでシャンク地獄になり3回連続出ない
◆グリーン周りのアプローチでシャンクしてOB
◆ショートホールもシャンクでOB
などなど.....
もう思い出したくないことが山ほどあります。
予測できないことが起こります。
僕のシャンク病の期間と内容
僕がシャンク病にかかったのは、昨年の4月〜8月の間でした。
この間、打ちっぱなしやコースでシャンクは当たり前、アイアンのショットは全く良いショットが打てなくなりました。
しかし、なんとか直そうと必死に打ちっぱなしに行きました。
たまに、打ちっぱなしでシャンクが出ない日があり、期待してコースへ行くと1ホール目からシャンクの連続。
シャンク病になる前は、スコアが良くて80台悪くても100前半のスコアでした。
シャンク病になってから、123というスコアを叩き出しました。
プロで言うと、60台の人が急に90台で回るような感じです。(極端な例えですが)
また、ハーフ70で回ったこともありました。
もう、ゴルフを辞めようと何度も思いました。
そして8月のコースでシャンク祭りの後、当分ゴルフを辞める決意をしました。
そして、2週間まるまるクラブを触らずになりました。
シャンク病の原因と克服
シャンク病の原因と克服したのは理由は2つあります。
1.【原因】トップからインパクトにかけてボール側へ体が突っ込む
このようにトップからインパクトにかけて体(左肩)が突っ込むと
インパクト時にクラブフェースがずれてヒールに当たりやすくなります。
ボールに当てよう、当てようと必死になっている証拠です。
僕はこの突っ込みがシャンクの主な原因でした。
【改善方法】
◆かかと体重でスイングして体を突っ込まないようにする
◆スイング時にトップからインパクトにかけて逆にボールから離れて打ってみる
◆普通に構えてボールの手前を何度も空振りしてみる
この方法で体の突っ込みは改善できて、インパクトでヒールに当たるのが無くなりました。
2.【原因】アウトサイドインのスイング軌道
アウトサイドインの軌道になると、ボールの外側からクラブが入るため、シャフト線上に当てたい気持ちになり、どうしてもヒール側へ当たりやすくなります。
【改善方法】
◆大袈裟にアッパースイングで打ってみる
◆テイクバックはボール線上へまっすぐテイクバックする
◆トップまで上げた手はボール側へ下ろさない
◆真っ直ぐ構えて右へ打つ練習をする
アウトサイドインの改善方法はいろんな種類があります。
ボール側へ突っ込むとアウトサイドインは治らないので、
まず一度、アッパースイングをするイメージで打ってみるとアウトサイドインの軌道がマシになる場合があります。
ボール線上より外側から来るのがアウトサイド、
内側から来るのがインサイドとなり、インサイドからインパクトをするイメージを強く持てば、アウトサイドからクラブは下りて来ないと思います。
これらを意識した結果、このようなスイングになりました。
左がシャンク病の時、右がシャンク克服したスイングです。
ボールに対して、クラブの当て方が全く違います。
自分はまだまだ上手くはありませんが、スイング軌道でゴルフが変わりますし、打球も良い上がり方になります。
まとめ
シャンク病が治ったのは、体の突っ込みが無くなったことと、
アウトサイドインのスイング軌道がマシになったからです。
本当にちょっとしたことで治ります。
しかし、なかなか自分では気付けないと言うのが本音です。
シャンクが起きるなら、スライスも起こるし、必ずボールを打とうとして必死なスイングになっています。
スイング軌道が分かればどうなるのかが分かれば、コースに行って万が一シャンクが発生したとしても、直せます。
自分のスイング軌道は、動画を撮って確認するのが一番良いと思います。
確認するところがかなり多いですが、僕はこの「シャンク病」にかかってから自分のスイングの悪さが分かりました。
大丈夫だろうとそのままにしておくと、どんどんどんどん悪化していき、どうにもならないくらい深刻になります。
スイング軌道のチェックは、かなり大切だと昨年思い知らされました。
皆さんも「シャンク病」が治りますように。